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カテゴリ:
Linux
質問:
Linuxには、どのような日本語入力ソフトがありますか?
回答:
現在Linuxで使われている日本語入力ソフトには、Linuxの登場以前にUNIXで使われてきたものと、Linux用に開発され販売されているソフトがあります。 UNIX上で使われてきたものとしては、SKK、Wnn、CannaなどがLinuxでも利用されています。Linux用に市販されている製品としては、WindowsやMacintoshなどでも使われているATOKが、おもに商用ディストリビューションにバンドルされる形で流通しています。なお、Wnnにはフリー版(FreeWnn)と製品版(Wnn8など)があります。 Linuxの日本語入力ソフトは、その仕組みや動作の原理はさまざまですが、大きく「スタンドアロン型」と「クライアントサーバ型」に分類することができます。ATOKなどはスタンドアロン型で、変換エンジン(かな漢字変換処理を行うプログラム)と入力フロントエンド(アプリケーション上での入力作業を担当するプログラム)は同一のマシン上で動作します。クライアントサーバ型のSKKやWnn、Cannaなどは、変換エンジンとフロントエンドが別々のプロセスとして動作し、プロセス間通信によって変換動作を行うようになっています。これらの中には、変換エンジンとフロントエンドを、ネットワークで接続された別々のマシン上で動かせるものもあります。
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