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カテゴリ:
知的財産権
質問:
Linuxは特許を侵害している可能性がありますか?
回答:
特許権の侵害とは、すでに特許登録されている発明と同一または同等とみなされる技術を、特許権者に無断で実施することをいいます。侵害があるかどうかを判定するには、まず、発明者(またはその利害関係者)が無断実施の事実を発見し、裁判所に提訴しなければなりません。 日本を含む多くの国では、特許権は「先願主義」といって、発明の時期の前後を問わず、特許管轄官庁に最初に出願した人に特許が与えられる方式をとっていますが、米国などの一部の国では「先発明主義」といって、出願が後あっても、先に発明していたという証拠があれば、その者に特許が与えられるという方式をとっています。 先発明主義の国においては、すでに広く使われているソフトウェアに対して特許権侵害の訴えが起こされる危険性は常にあります。これはLinuxに限った話ではなく、他の商用OSやアプリケーションなど、あらゆるソフトウェアに言えることです。 しかし、Linuxのようにソースコードが公開されているソフトウェアの場合、だれでもその内容を詳細に調べることができることから、すでに多くの人(自分の特許発明を侵害していないかを調べている者も含む)によって精査されていると考えることもできます。そして、これまでの間、Linuxカーネルに対して特許権侵害に関する訴訟が起こされたという事実は知られていません。
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